人手不足が深刻化する今こそ、採用戦略をしっかりと。

皆様、こんにちは。関西コンサルティングチームの房安(ふさやす)と申します。
 
突然ですが、今「採用」を実施していますか? 人手不足と言われる昨今、様々な媒体に求人を掲載したり、インスタ広告を通して求人募集をかけるなど、人気の店舗様にとっても普段の業務の中で採用活動の占める割合が大きくなっているのではないでしょうか。
 
実は私、最近まで求人広告を扱う仕事をしており多くの飲食店の採用活動に携わってきたのですが、採用に苦戦している店舗様に共通しているのが求める人材像、いわゆる「ペルソナ」を明確に持っていないということです。

渋谷のとあるイタリアン系居酒屋を担当していたときのエピソードです。
その店舗様は学生アルバイトの入れ替わりが激しく、年2回のアルバイト採用とそれに伴う求人広告が数年にわたって常態化していました。私がその店主の相談に乗っている際、「逆に定着しているスタッフはどんな方ですか?」と尋ねると、「近所に住んでいる主婦さん」という答えが。深掘りしていくと、その方こそが本当にこのお店が必要としている人材像でしたので、「近所住まい」「主婦」「子供の手が離れている」といった主婦層に特化することで人材定着率上昇と採用費の削減につながりました。
 
また、ペルソナがハッキリしている店舗様であっても、採用方法が本当に合っているのかは、しっかり見ておきたいポイントです。
 
例えば、東京・港区の高級店様は「社会人経験のあるフリーター・パート」を人材像として掲げていらっしゃったのですが、そもそも港区近辺では母数が少なく、大手求人媒体での採用に苦戦。そこで、既にいるスタッフの紹介を通して採用する「リファラル採用」であったり、SNSに広告掲載を行ったりする方法に変更しました。
特に、SNSでの広告は訴求したいエリアやペルソナを絞って広告表示が可能なので、ターゲットがニッチなケースだと有用と言われています。これらの施策を通して、応募者が発生するようになりました。

昨今の人手不足と現場を回すプレッシャーから、とにかく応募数を意識した幅広い採用に心が傾きがちですが、そんな時こそ戦略的に採用活動を行うことがより重要です。もし、今回のケースを読んでみて、心当たりがある方がいらっしゃれば見直しをしてみてください。

なお、食べログでは飲食店専門の求人サイト「食べログ求人」を展開しており、飲食の仕事や自分のお店に強い関心を持つ方の採用に強いという特徴があります。基本掲載は無料で、有料掲載サービスをご利用いただくと、原稿サポートや応募保証も。
興味がある方は、ぜひ担当のコンサルタントまでご相談いただけたらと思います。

房安 哲平
求人広告代理店にてユニットリーダーとして飲食店の採用活動を支えた後、食べログへジョイン。
外食は年間で500食以上にも上り、ラーメン・定食屋などをメインに「孤独のグルメ」を追求している。アルコールはちょっぴり苦手。