従業員とお客様に「愛」のあるDXを
こんにちは。食べログ営業本部の山口紗季と申します。
皆さまが、飲食業界に足を踏み入れたきっかけは何でしたか? 「食べることが好き」「自分の作った料理を食べてもらいたい」「お客様の喜ぶ顔が見たい」。そんな純粋な想いで、この業界に身を投じた方が多いのではと思います。実は私も、高校生の頃からファミレスや町のレストランでバイトを経験し、そのままホテル系の高級レストランに入社したことのある、根っからの「飲食大好き人間」。ただ、憧れて入ったはずだった飲食店の現場では、「イレギュラー対応」の多さに滅入ってしまった経験を持っています。
接客時の「言った言わない」や、ダブルブッキング、情報の共有ミスによるトラブル……。こうした「イレギュラー対応」は、本来起こらないほうがいいことですよね。でも、ひとたび頻発し始めると、現場はてんやわんや。上司もトラブル処理にかかりきりになり、現場にはさらなるしわ寄せが及びます。気がつけば自分の顔からは笑顔が消えていた、ということもありました。
だからこそ、私が飲食店の方と接する中で強調しているのが、「『従業員の労働環境』と『お客様の満足』を考えて、DXを進めていきませんか?」ということです。人件費削減や効率化観点のDXも当然必要ではありますが、飲食店が本来提供すべきサービスや価値を最大化するために何をするべきかを考えるべきだと思います。
実際、私が担当するお好み焼き店では、店主一人で属人的な予約管理を行っており「言った言わない」のトラブルや、ネット予約のダブルブッキングなどに頭を悩ませていらっしゃいました。そこで、「食べログノート」とサイトコントローラー「レスラク」を導入いただいたのですが、その際に店主の頭にある属人化された配席ルールをヒアリングし、予約管理業務を徹底的に無くすよう設定。すると、以前は頻繁に発生していたトラブルも減り、店主や従業員にも心のゆとりができました。そして、本来やりたかった新しいメニュー開発や、食事中のお客様への気配りに体と頭を使えるようになったそうです。
トラブルやイレギュラー対応に追われて「やりたいこと」が後回しになると、仕事は次第に楽しさを失います。しかし、DXで余裕を生むことができれば、従業員のやりがいや達成感、モチベーション向上にもつながりますし、何より、お客様の前で心からの笑顔でいられることができるのではないでしょうか。きちんと考えを持って取り組めば、DXは従業員とお客様に対する「愛」になりえます。
今一度、初心を思い出しながら、私たちと一緒に業務の見直しをしてみませんか?
山口 紗季
高校時代から飲食アルバイトに明け暮れ、新卒でホテルレストランでのサービス業務を経たのち、食べログにジョインした根っからの「飲食好き」。現在は、カスタマーサクセス業務を担当しており、店舗に対する熱い想いを武器に、数多くの飲食店から支持を受けてきた。「食べログ活用事例集」では、担当する店舗が2店舗も選ばれていることが、ささやかな自慢。![]()